メンバーがレパートリーに対する思い入れを書いたりする、そんなブログ

元ネタ


28日分で山田奈緒が書いているように、みんなそれぞれの情景を浮かべて曲に取り組んでます。歌詞の無い音楽、メンバーの人数分の「サツキノハラ」のイメージがあるんでしょうね。もちろんそれを聞いたお客さんにも、それぞれの「サツキノハラ」があるのかな。
「さわやかで、広々とした」なんてのが曲名からもピッタリかとも…


まぁ俺がレパートリーに関して書くと「種明かし」みたいになってしまうのでナンですが。
アメリカ黒人ソウルシンガー、カーティス・メイフィールドの「ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ」って大お気に入りのアルバムがあって、特にその中でも「ソー・イン・ラブ」という曲が気に入ってるんだけど「こんな曲をブラバンでできたらなぁ」と作ったのが「サツキノハラ」
「フィールド」を「野原」ってのはいささか無理があるような気がするけど、「メイ」「フィールド」で「サツキノハラ」
「さわやか」も「広々」も関係なく、ただのダジャレですね。ガッカリした?ガッカリしましたね。


しかし、おもしろいものでやり込んでいくうちに、今ではすっかり「5月のさわやかな風が吹く、緑の原っぱ」って曲になってます。
ライブでは外せない大切なレパートリーのひとつです。

(カーティスのアルバムも聞いたことが無い人は是非一度!ホントに素晴らしい「歌心の塊」みたいなシンガー。お薦めです!)
(鬼頭 哲)http://kito-akira.com