楽器のはなしも書いたりする、そんなブログ

青いから赤いから


ブラバンのメンバーの中でも二派に分かれるのだけど、楽器の対してマニアックな人とそうでもない人がいる。当然プロ・素人関係なく買う人は買うし、必要最低限で済ませてしまおうという人もいる。さすがに「楽器本体は高価なので…」という人でも付属品や小物類はたくさん買う人が結構いる。
楽器をやってない人には、あまりわからないハナシかもしれないけど、そんな「わりと安い値段で音に影響がある小物」のひとつに「マウスピース」ってやつがある。いわゆる「唄口」ってやつですね。
これ、買う人はホント買う、しょっちゅう買う。実際、相性などで悩みだすと「もっといいのがあるんじゃないか?」ってなるのもわかる気がする。といっても本人が思っているほど、ハタで聞いていて「音が劇的に変わる」というものでもないんですね。
じゃあ何で買うか?っていうと、やっぱり「本人が気持ちよく演奏する為」に尽きるんだと思います。息の通り方、音の立ち上がり、音量のコントロール…同じように見えてメーカーや型番でまったく違うんです。その中から「自分の出したい音」の為の大切な項目に会うか・会わないかって探していくことになるのですが、やっぱり「自分の音に対するイメージの具体化」こだわらない音楽家は絶対いないんだと思います。あまりマウスピースを買わない人ってのも「なんでもいい」というよりは幸運にも「アタリ」にめぐりあっただけ。「弘法筆を選ばず」の境地にまで達するのはなかなか…
じゃあ、俺は何を基準にマウスピースを選んでいるか?同じ楽器をやっている人には興味があるところだと思いますが、現在使用しているバリトンサックスとクラリネットのマウスピース。

写真をご覧下さい…


(クラリネット ESM JP 5 バリトンサックス JodyJazz“Classic”7)
ESMもそうですが、特にJodyJazzはまだあまり日本国内で使用しているプレイヤーは少ないと思います。たまたま国内で試奏する機会があったので、その後ネット通販で米国より取り寄せたものです。吹奏感などの質問お答えします。

(鬼頭 哲)http://kito-akira.com