アナザーミュージックアワー Vol.2

いよいよ本番前日。本業を別に持っている僕は何をしていたかというと。。。

○本番前日(2009/12/21)

 作業を片付けて仕事場から早めに帰宅。まずは、預かった音源データをPCに取り込む。リーダは、そのままで良いヨ。との事だったけど、通しで聞いてみるとちょいとピントが甘いというか、パンチが弱い気がした。ので、DAW(ProTools LE使ってます)に流し込み、Limiterに通す。元々ピコピコな音源だけど、しっかりメリハリが! 余計なお世話だったかなぁ〜〜〜。
 CD-Rに書き込み出来る様、DAWの編集結果をwaveファイルに戻す作業(バウンスとイイマス)が、実時間での処理であるため、45分ほどかかる。その間にお風呂へ。
 出来上がったwaveファイルをCD-R書き込みツールで1枚だけ書き込んで、問題ないか確認。曲頭と曲終わりが問題ない事を確認して、量産開始。試作品をPCとは別のCDプレーヤで流しつつ、1枚づつ書き込み。完全なる家内手工業ですな。書き込み作業しつつ、先のサンプル盤をチェックがてら試聴する。
 予定数だけ書き込んだあと、書き込みミスが無いか、記録面の目視確認と、PCに戻しiTunesで曲名が正しく表示されるか1枚づつ確認。購入した方には唯一の物になるのだから、ダブルチェックは欠かせない。
 iTunesのインストールされたPC(Windows, Mac)にCD-Rを挿入した方は既にお気づきだと思いますが、「my music hour」の曲名が表示される様、僕がデータベースに登録済みです。iTunesの利用するデータベース(CDDBといいます)は、Graceote社の提供するサービスを使っています。ここのCDDBを使用しているCDプレーヤは何もせずとも曲名が表示されるワケです。サービス満点。安井プレス。
 さらに、ジャケットをインクジェットプリンタで印刷して、作業終了!としたいけど、インク量が多くて、紙が乾かない。ファンヒータの前であぶる。これやらないと、クルクルとカールしてしまうのです。ぎゃふん。あ〜あ〜あ〜と言いつつ、あぶり出しの要領で根気よく作業。

(あっさりと、次回へ続く)

安井 教郎 プロフィール
 楽器はTenorSAXを担当。だけど、なぜかSopraninoSAX, SopranoSAX, BaritonSAXをも所有。最近、人生は有限だということを悟る。が、まだあきらめちゃいない。。

(安井教郎) http://tylab.dip.jp