舞台下手、客席後方よりすーっと伸びるは、かの花道
朝晩はすっかり涼しくなって、秋の足音が聞こえてきそうです。
お月見団子とススキを用意して、などと考えていましたが、すっかり忘れておりまして、
ハッと空を見上げると、きれいなお月様がぽっかり浮かんでいました。
ススキもお団子も無いけれど、のんびりと月を見上げるだけでも、なかなか風流なものです。
風流といえば、10月18日のコンサートの舞台も、花道や升席があったりして、
ずいぶんと「和」の雰囲気がありますね。
私事で恐縮なのですが、子供の頃に日本舞踊というものをやっておりまして、
「和」の舞台へは何度か上がっているのです。
が、しかし、「花道」を渡った記憶が無い!
今でも、私の中で少なからず心残りとなっておりました。
それがなんと、ブラスバンドのコンサートで、こんなかたちで花道に出会えるなんて!!
とうとう念願の花道を渡れるのか!? 果たしてその結末やいかに。
10月18日、名古屋市北文化小劇場にて、どうぞお確かめくださいませ。
(小島 弓枝)