みそカツ弁当で始まった東京への旅

テューバの加藤日名子です。
「鬼頭 哲 ブラスバンド の 東京の合唱」。
たくさんのお客さまにご来場いただきましてありがとうございました。

前日、6月1日午前中トランペットの近藤万里子さんと一緒にお仕事。
私   「どうやっていく?」
万里子 「・・・この本番が終わったら出発します・・・」
私   「そう、じゃあ私も行こうかな、ホテルとった?」
万里子 「・・・いえ・・まだ・・決めてなくて・・ボソボソボソ・・・」

あっ!なんだご予定がおありなのね。気がつかなくてごめんなさい。
それならば、夕方出発して、三軒茶屋のポールのお店に行こう、若林に住む弟を誘おう、などと計画したのですが。
本番終了後自宅に帰り、楽器をさわってると・・・気が付くと18時。
すっかり遅くなってしまったので当日朝出発する事にしました。

朝、楽器を背負っていざ出発!重い!!えっ〜〜楽器ってこんなに重かった?
そうなのです。いつも車移動なので久々の楽器の重みにとまどいを隠せず、朝食を済ませたのに「みそカツ弁当」を購入しました。
このお弁当は温泉卵が入っていて、みそカツにかけて食べる、とてもおいしいお弁当なのです。
お弁当終了後、ぐっすり休み、新宿へ。
なんて・・人が多いの・・・。人に酔いながらピットインへ行くと誰もいない。集合時間を間違えたらしい。
しばらくボッ〜とすると鬼頭さんが登場。ホッとしました。
リハーサル開始。今回の並びはトロンボーンの小林くんの前。小林くんの音とドラムの音でまったく自分の音が聴こえず、少々不安に思いながらも大勢のお客さまに迎えられ、楽しく演奏させて頂きました。
ライブ中、なんどとなく小林くんにスライドでなぐられる!
その中の一度はかなり痛かった・・・日頃の恨みでしょうか。
「すいませ〜ん」と必死であやまっていましたが、目が笑っていたような(笑)
となりの吉野くん、楽譜の三枚目が紛失してたり(製本しときゃいいのに・・と心の中で叫ぶ)
立つたびにボーズ頭にマイクが当たったり。かなり笑いました。

先週の名古屋公演に続き、東京公演にも来て下さったお客さまもチラホラ。
「名古屋も良かったですが、今回のがもっと良かったです!」
嬉しかった・・心がキュとなりました・・・。

いつも支えてくださる、お客さま、スタッフのみなさまに感謝、感謝です。

ありがとうございました。

帰りの新幹線で、ステーキ弁当(伊勢丹のデパ地下で購入)を食べ、ビールを飲み、今後の事を考えながら余韻に浸っての一人旅でした。
肉で始まり、肉で終わる、東京ツアー終了。

(加藤 日名子)