[総務部] 「十月の絶唱」会場、先行&限定販売のおしらせ

ブログの字面からは音楽が聴こえないのが残念ですが、鬼頭 哲 ブラスバンド は、18日に控えた公演に向けてリハーサルを重ね、各メンバーの想像力をパンパンに膨らませながら、サンマに脂がのり松茸が豊かに香るがごとく、Qちゃんこと小島弓枝が休憩中に満月を見上げて「テラスを照らす月だわ」と思ったか「十月の月照、なんてね」と思ったかはわかりませんが、その夜、月光を浴びた彼女のアルトホルンも高らかに唄っておりました。そう、18日の公演に向けて鬼頭ブラスは日に日に熟成しつつあります。

さて、このブラスブログで象徴的な心意気を書いて「乞うご期待!」と煽るばかりではなんなので、具体的なニュースをお知らせします。10月18日「十月の絶唱」当日、会場物販コーナーにて 鬼頭 哲 ブラスバンド の音源CDRと、鬼頭 哲 責任編集ミニブック『鬼頭 哲 の ふしぎな日常』を特別販売します。

今回会場で先行販売される音源CDRはテーマ別選曲の三種類。まさしく「いま」「ここ」でしか鳴りえない、鬼頭ブラス の 音源です。前回6月のサニーサイドのライヴ時には、用意していた音源CDRは完売! 結果的に、あの日かぎりの限定販売となりました(再発未定、至極レア)。今回の音源はすべてその6月ライヴを収録したもの。各タイトル100枚のみの限定販売、完売後の再発は未定です。今回、三つのタイトルに分けて売り出す理由だってちゃんとある。無意味なリリースをしないのが鬼頭ブラスの信条です。しかも会場ではお得な価格設定、セット販売の予定もあるときたもンだ。いきなはからいだねえ。

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◆鬼頭 哲 ブラスバンド CDR Vol.1
『step and humming / 目まいのする散歩』 800円(税込) 限定品

「ライドーン!」「連休行進曲」「秋の足音」「全国の地獄」「国際線」の全5曲収録(2006年6月24日 ライヴ録音/作曲:鬼頭 哲)。ブラスバンド演奏の醍醐味といえば、やはり「マーチ」。ライヴでも盛り上がる「アゲ」な楽曲のうち、思わずスキップしたくなるような行進曲をセレクトしました。こうして聴いてみると、鬼頭ブラスは「吹奏楽」でもあるのだ、ということに気づきます。聴けばアナタも、いますぐ楽器を吹いたり叩いたりして歩きたくなることうけあい! 「たのしい吹奏楽」を探している方や、鬼頭ブラス初心者にもやさしい5曲収録です。テキパキと家事や仕事をこなそうというときのBGMにも最適です。

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◆鬼頭 哲 ブラスバンド CDR Vol.2
『life / ささやかな発見』 800円(税込) 限定品

「うたをうたおう」「テラシツヅケル」「サツキノハラ」「手ぶらでいこう」の全4曲収録(2006年6月24日 ライヴ録音/作曲:鬼頭 哲)。鬼頭ブラスの真髄は、シンプルなメロディと、キャッチーなリズム。ライヴを観た帰りみち、いつまでも耳に残っていて、ふと口ずさんでしまうような、おなじみの楽曲をセレクト。ユーフォニアム照喜名俊典をフィーチャーした曲群が多く、メロディラインの美しさには、つかれたこころも癒されます。鬼頭ブラスは、世界一ユーフォニアムが活躍するブラスバンドかもしれません。これらの音楽が鳴り響くのは、ごく日常のなにげないシーン。縁側での夫婦の語らいに、自転車を走らせる夕暮れどきの帰りみちに、ひとりで走るドライヴのお供に。あなたの生活にも、こんな「ハナうたソング」はいかがですか?

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◆鬼頭 哲 ブラスバンド CDR Vol.3
『soundtracks / そして幕が開く』 800円(税込) 限定品

「帽子先生の大冒険」「下降する回廊の途中まで」「サヨナラ犬」「俺の部屋」の全4曲収録(2006年6月24日 ライヴ録音/作曲:鬼頭 哲)。鬼頭ブラスの音楽は、生活の風景とともにあるなじみのメロディである一方で、ときに、ダイナミックなまでに目の前の情景を引き立たせます。まるで映画音楽のように、心象風景を豊かに彩り、そしてやがて来るクライマックスへの緊張を高めていきます。ひとつの音楽に音を与えるように。鬼頭哲の作曲は物語を作ることと等しく、そして鬼頭ブラスの演奏は口伝えと同じ。「楽器で唄うブラスバンド」ならではの、ダイナミックな曲群をセレクト。

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さらに当日は、リーダー鬼頭 哲 の責任編集によるミニブック、『鬼頭 哲 の ふしぎな日常』も、会場にて特別先行販売! 巻頭特集は、ズバリ、「鬼頭 哲 ブラスバンド の 風景」。旗揚げから5年、鬼頭ブラスの来し方を散策し、行く末を占う徹底研究です。鬼頭 哲 へのインタヴューをはじめ、バンマスの独断によるメンバー紹介やオリジナル全曲解説、酔いどれ対談や鬼頭ブラスを囲む方々からの寄稿も充実。ファン必見の一冊です。2001年からウェブ上で毎日更新されてきた、鬼頭 哲 の日記「うさぎのえさ」の特選よりぬき版や眠っている楽器を演奏したい、ブラスバンドに参加したい、という人へのコラムもアリ。こちらも会場先行、部数限定販売!

◆鬼頭 哲 責任編集 特別ミニブック
『鬼頭 哲 の ふしぎな日常』 1,000円(税抜) 限定品 A5版 64ページ

<特集 鬼頭 哲 ブラスバンド の 風景>
鬼頭哲インタヴュー「僕らの音楽の行方」/バンマス独断による全メンバー紹介/対談:加藤日名子×照喜名俊典/オリジナル楽曲 全曲紹介/酔いどれ対談:鬼頭哲×三原智行/寄稿 Scenery of 'KITO, Akira Brass Band!'
・鬼頭 哲 日々雑記 特選「うさぎのえさ 2001-2006」
・書きおろしコラム   「ブラスバンドをやろう?」

音楽には「コトバハイラナイ」、それは詞の否定ではなく、言葉で「うたをうたおう」という宣言でもあった。サックスで唄いあげ、ステージ上にいくつもの風景画を描いてきた鬼頭哲にとって、言葉は音楽と同様に、「大切な何か」を伝えるための方法だった。旗揚げから5年、リーダー鬼頭哲が語る「鬼頭ブラス」の原風景とは? 多種多様なメンバーがいま見ている景色とは? その行先に拓ける新たな風景とは? 鬼頭ブラスの来し方を散策し、行く末を占う、徹底研究! 2001年から毎日更新しつづけられてきた鬼頭哲の日々雑記「うさぎのえさ」の、特別よりぬき版を収録。めくるめく「グチとボヤキとふしぎな日常」に仕掛けられた発見とは? 再び楽器を持とうと思うアナタや、ブラスバンドをはじめようと考えるアナタに贈る、特別書きおろしコラムも収録。本書完成時、「俺、しゃべりすぎだ」と鬼頭があきれた、本人もビックリの大容量。ミニブックとは思えないほど、テキストが充実しているのが自慢です。鬼頭ファンも、鬼頭ブラスファンにも、必携の一冊!

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詳細はこちらをどうぞ。
ホラ、千種に出かける楽しみがまた増えましたね。18日の公演を楽しんだあとには、ぜひ余韻と発見をおみやげにお持ち帰りください!

(鬼頭 哲 ブラスバンド 総務部)