すっかり興奮も冷めて

FRIENDS
6月24日のライブの興奮も三日も経てば普通の日常に戻る。
お客さんの胸にはずっと残ってほしいものだけど、私演奏者なわけですから、次へ次へと船出をした船を漕いで行かねば。

「一つまた一つと星が現れ 昼の光はもうここにはない....」

つい先日から私のこころをゆさぶって離さないCDが私の「手ぶらで行こう」という曲のイメージと自分の中でリンクした。
前にきゅーちゃんと「手ぶらで行こう」の曲のイメージから想像できる情景という話をしていたのだけど、
まさに二人が思い浮かぶ夜と朝の情景をぜんぜん違う曲調だけど、ぴったりあてはまってしまう詩で歌っている。
もちろんこれは私のイメージとあてはまったということ。みんなそれぞれの思いを胸に私たちの音楽をきいていることでしょう。

新たな朝が世界を起こす
素晴らしい朝にあいさつしよう

そんな気持ちでいっぱいだ。
いいライブのあとにも朝がきます。そしてもっともっと輝くものがうまれる。
次にみなさんにお会いする時ももっともっとバンドがかわっているでしょう。
私たちは先をみつめているのですから。

(山田 奈緒