右手の歴史

kabb2006-06-14


ユーフォニアムを吹きつづけて、かれこれ20年近く経ちます。
これだけ長い間楽器を持ってきた手。ちょっと普通の人の手とは変わってます。


まず、常に管が当たる部分の皮膚が角質化していて、分厚い。
(点では触れていないので、タコにはなってませんが。)

次に、親指がちょっとねじれている。

そして、親指の付け根の筋肉が「唐揚げにしたら美味いんじゃないか?」というほど発達しております。はい、キモイですね。


ライブなんかで、注意して見てもらえれば解るのですが、「楽器を吹いている間」は右手親指はほとんど使いませんが、「楽器を構えたり降ろしたりする際」には、親指だけで楽器の全重量を支えています。


とまあ、基本的にゴツいですが、さらに悪いことに”傷だらけ”であったりもします。
これは楽器の話とは関係なく、子供の頃から「走り出したら壁にぶつかるまで止まらない」性質だったから。


突然ですが、傷跡自慢コーナーby右手!(年代順)
☆ スケボーに正座して乗って、後ろから押してもらって遊んでいた。工事現場に突っ込んだ。
☆ 駐車場のフェンスを走って飛び越えようとした。
☆ 凍った豚のブロック肉を切っていた。
☆ 雨どいをつたって校舎の三階に上ろうとしていた。
☆ ボクシング映画を見た後に、酔っ払って120キロの巨漢とふざけてボクシングをしていた。

傷跡、見たい?
(照喜名俊典)