連休と駄洒落

kabb2006-05-03

連休ってことになったのが会社や学校とかに所属してないと気が付かないものですね。まさに連休行進曲なんて口ぐさんだりしております。明日はまちにまった「渋さ知らズオーケストラ」です。
私初体験なので、大変楽しみにしております。もうすでに整理番号は五月前に560人越えをしていたので、600人ぐらいお客さんがいるのでしょうか。名古屋のクアトロが満員になってしまいますね。私も自分がやっているバンドのメンバーを連れて行くのでばしっとかっこいい演奏期待しまくりです。

先日、鬼頭さんの「サツキノハラ」についての日記をよみましたか?だじゃれだったんですね。くすってパソコンの前でわらってしまいました。
最近読んでいるとあるミュージシャンと記者がインタビュー形式の本を出版していてそれを読んでいたときに書いてあった話を思いだしました。そのミュージシャンの方も駄洒落が大好きでもちろんなにかからの引用をすることや、物事を研究するということを事細かにやる方で、ものすごく音楽で遊ぶ方なんです。遊ぶというのは見せ方、聞かせ方っていうところなんですけど。
外国人の記者とそのミュージシャンの人が対談したときのエピソードを語っている話が書いてあってものすごく興味深かったです。音楽が大変ちゃめっけがある動きをしていたり、言葉遊びを歌詞の中でしているから、大変ギャグや冗談が好きな人だと思って、外国人の記者の人はミュージシャンに笑ってもらおうと冗談ばかりいって話かけたり、面白いことを言ってもらおうとするけど、実は本人はギャグや冗談を口から言うのが好きな訳ではないという話。
そのミュージシャンは音楽を通しておもしろさを出しているだけであって、本当にお笑いが好きなら、吉本にはいってます。と書いてあったのです。
これはただのその人のパターンという例にしかすぎないかもしれないけど、音楽で洒落をする人が必ずしもギャグや冗談を言うのが好きだとは限らないということがよく分かる話だなと思った。
きっと話でギャグや冗談を聞くのはスキなんだろうけど、自分でギャグや冗談を言うのは音楽でしかしないんだろうなあ。って思ったら作曲者を目にしたときに、こんなおもしろい曲をかいたりしている人なのに、まじめなことを考えたり書いたりしているなんてイメージとちがうなあなんてびっくりしないと思いませんか?そりゃあってみてもやっぱり変な人だったなんてケースはいくらでもあるんですけど。
やっぱり勝手なイメージってよく考えればつかないものですね。おもしろいことをやってる人は研究したりしているってこと。ただの駄洒落かもしれないけど、ただの親父ギャグだとおもってくだらないなんて思わないのはきちんと駄洒落の裏づけができてしまっているからだと思います。参りました。

ではよい連休を。
(山田 奈緒http://nap.gozaru.jp