不思議な楽器②

kabb2006-05-06


さて、不思議な楽器紹介その②です。
写真の楽器、何だかわかりますか?

これは「オンド・マルトノ」といいます。知っている方少ないと思います。私も3年前まで存在すら知りませんでした。
この「オンド・マルトノ」は1928年にフランスのチェロ奏者でもあった技術者モリス・マルトノによって発明された電子楽器(電波楽器)で、ぶっちゃけて言ってしまえばシンセサイザーのもっと原始的なものであります。
ではどんな音がするのか?というとなかなか言葉で説明するのは難しいのですが、例えば怪談で使われる「ひゅ〜〜どろろろ〜」の「ひゅ〜」の音に近いです。でも別に気持ち悪い音ではないです。あとは「口笛のような音」「風のような音」という感じですかね。まあとやかく言ってもなかなイメージできないと思います。前回紹介した「スティック」もそうですが、一度見て、音を聴いていただくのが一番です。

というわけで、2回にわたって紹介した「スティック」と「オンド・マルトノ」という不思議な楽器と私のパーカッションのトリオでライヴをやります。
「スティック」も「オンド・マルトノ」も不思議な珍しい楽器ですが、その2つが一緒に音を出すというのはもっと珍しいことだと思います。はっきり言って日本では例がないのではないでしょうか。
みなさん、この機会にぜひこの不思議な楽器たちの音を体験しにきませんか?聴く価値十分にありと思います。演奏する曲もクラシックから(「ラヴェル」のボレロや亡き王女のためのパヴァーヌ)、ピアソラピンク・フロイドフランク・ザッパデビッド・ボウイ富田勲などなどバラエティーに富んでおります。(私の曲も1曲だけやります)
ブラバンのメンバーにもぜひ聴きにきてほしいです。よろしく!
「不思議な旅 不思議な音」
弓削 聰:スティック
坪内浩文:オンド・マルトノ
丸市:パーカッション
5月27日(土)夜8時スタート 2,000円(ドリンク別)
鶴舞 K・D Japon(052−251−0324)JR鶴舞駅から北へ徒歩3分 中央本線高架下(西側)
(福澤 章「丸市」)